概要
ゲーム開発オンラインサロン「スタジオしまづ」で”1週間でゲームを作ろう”が開催されました。
今回は「読書」と「スポーツ」をテーマに各開発者がゲーム制作しました。
さまざまなジャンルと斬新発想で面白いゲームが生まれましたので紹介します。
オンラインサロン「スタジオしまづ」に関してはこちら
二宮金次郎 打打打!
読書しながら歩くって難しい?

近年「歩きスマホ」についてよく耳にすることが多い。
そんな中、このゲームはスマホではなく「歩き読書」。

私はスマホでKindleを読んでますね 歩かないけど
歩き読書も危険なので絶対にやめましょう。


ゲームをスタートすると目の前にはたくさんの人が迫ってくる。



人混みは苦手です!


迫りくる人を避けながら読書(タイピング)をしよう。
タイピングで表示される聞いたことない単語が多く、読み方を考える時間で時間を取られてしまう。
タイピングばかり気にしてたら人にぶつかってしまった…なんてことも発生する。



「叙述トリック」は初めて聞いたのと読み方がわかりませんでした。


時間経過で自動的にクリアになります。
それまでで入力した単語数、タイプミス数、人にぶつかった数でスコアがでます。
クリアして驚愕したのが「タイプミス」と「人にぶつかった」のマイナス評価が「パーセント」です。
とにかくタイピングすればいいわけでないため、状況判断が鍵となるゲームです。





9/10(21:58)現在にランキング3位までやりました!
開発者
yuichi.tsunoda 様
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操作方法
共通操作
スペース: 歩行モード←→読書モード 切り替え
歩行モード
F:左に移動
J:右に移動
読書モード
キーボードで指定された文章を入力
スポーツの秋、読書の秋
秋といえば、スポーツと読書…両方だよね


ゲームを開始するとまさかの欲張りセット。
「ボウリング」と「本を読む」の二つのゲーム。
とりあえず「ボウリング」からやってみる。


操作方法
- マウス左を長押し→パワーUP
- マウス右を長押し→スピンかかる
- マウス中央クリック→投球


ボウリング経験者はボールのラインを考えてしまうので時間が溶けるように過ぎてしまう。
BGMがこのゲームとぴったりでボウリング場を思い出す。
見た目以上に難しい。



ストライクまで頑張ろうと1時間したけど7本が限界でした


もう一つのゲームは本を積み続けるゲーム。
操作方法
1.マウス左クリック→本が飛んでくる
2.マウス左クリック→本が落ちる
3.本を崩さないように積む


シンプル・ザ・ベストで勉強をしなくてはいけない時にこのゲームは始めていけない。
個人的に動物を乗せていくゲームを思い出した。



25冊までいけました
開発者
LIN 様
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ナマケモノの俺は気が付いたら美少女になっていた件
怠惰なナマケモノの憧れ


木にぶら下がっているナマケモノがいつも通りに寝ようとすると木から落ちてしまう。
地面に落ちたナマケモノの目の前には1冊の漫画が開いて置いてあった。
漫画に目を向けると少女がバスケットボールをしているシーンが載っている。
「こんなふうに動けたら楽しいだろうなぁ」とおとぎ話のような夢を抱いたナマケモノ。
ナマケモノが漫画のページをめくると強い光が….



私は怠け者です


美少女になったナマケモノがバスケットボールをする物語。
内容を出してしまうとネタバレになってしまうので画像のみ。
しっかりとノベルゲームになっており、選択肢によってさまざまなENDを見ることができる。
感動あり、笑いあり、ザ・転生ものありとしっかり楽しめる作品。
イラストのクオリティは1weekとは思えない出来上がり。
ぜひ、じっくりとプレイして最後の可愛いイラストを見てほしい。



かつらが~
開発者
ruru 様
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ツンドク
スポーツ?本を片付けようぜ


上から落ちてくる本を手で受け取り、本棚に片付けよう。
床に落ちても手に何も持ってなければ拾うことが出来る。


左右の本棚に本を片付けるときは色を揃えるともらえるポイントが増える。


左右の本棚がいっぱいになると本棚の本が無くなり、レベルが上がる。



レベルが上がると速度が上がる気がする


落ちている本の上に表示されている線を超えるとゲームオーバーになる。
落ちている本を手に取った瞬間に本を高さが変わるから7段になる前に回収しないといけない。
カジュアルな見た目に反して思ったより難易度が高い。
集中しすぎて目が真っ赤になるぐらいの中毒さがあるゲーム性。
(本を横に重ねて持てる方法ありましたが、使えるかどうかは人次第。)





このスコアでも頑張った方。
猛者はもう一桁あがってました。
開発者 共同開発
I.katsuma 様
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【スタジオしまづ】嶋津恒彦@Unityインストラクター 様
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Fall in Book
“読み聞かせ”は好きだったなぁ


子供の頃はよく読み聞かせをしてもらい、よく寝る子でした。
このゲームは、そんな私のような子供が読み聞かせてもらった本の世界に入ってしまいます。
ゲームは上下で二つあり、上「ウサギと亀の話」・下「走れメロス」の話になっている。
上下ともに文字はないのに本の内容を再現されています。
操作方法
ボタンをクリックして物語を進めて
キャラクターが走り始めたらキーボードの「←」キー連打で加速しよう


誰が見ても「ウサギと亀」。
木がありますね。このあとの展開が想像できますね。
なんといってもイラストの可愛さが目立ちます。
操作は簡単なので子供でもクリア可能です。



アニメーションが愛くるしい


こちらも誰が見ても「走れメロス」。
物語をご存知の方はもちろん、子供が見ても一目瞭然。
先ほどの「ウサギと亀」よりも物語が長いのでこの後の変化もぜひ、見てほしい。



なんで「走れメロス」って印象に残ってるんだろう
開発者
Yakkoy 様
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Slink
不思議な森のモンスターストライク


不思議な森の世界に出てくるキャラクターを使用してボードゲームをします。
ボードゲームは自分の駒を相手の駒に向かって弾き、駒と駒の能力差でダメージを与えます。
全ての持ち駒の体力(HP)がなくなってしまった側が負けとなります。


豊富な種類のキャラクターたち。
キャラクターは体力、攻撃力、防御力を持っており、それぞれ数値が違う。
また特殊能力を持っているキャラクターもいる。



防御力が高いと攻撃されてもダメージなしになるっぽい?


私の一押しキャラクターは「Marta」。
なんといっても攻撃力が高いこととある程度の防御力がある。
相手の駒の防御力が高い場合には、ダメージが入らなくなることもあり、攻撃力が高いキャラクターをオススメする。
4体選ぶことができるのでバランスのよいパーティーを見つけよう。



終盤、相手の駒にダメージが通らなくて負けになることも


戦い方はとっても簡単、自分の駒をドラッグして相手に向けて飛ばそう。
相手の駒に当たったときにはエフェクトが出て、爽快感がある。
ビリヤードが好きな方は壁に反射させてから当てることができるだろう。


CPUが相手になるが、キャラクターの相性があるので油断はできない。
イラストが1weekのクオリティとは思えないレベルで戦略性もあるゲームでした。



負けまくりましたね。3連敗はつらかった。
ここからは筆者の予想だが、
攻撃した駒が別の駒に接触した時にダメージ計算が変わる。
・自分の駒の場合は駒の攻撃力が上がる。
・相手の駒の場合は防御力が上がり、自分の駒の攻撃力が下回れば、ダメージが通らなくなる。
勢いよく当てると良いこともあるが、悪いこともあると覚えておくとよい。
開発者 共同開発
定秋 様
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slimomo 様
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八丁堀 様
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極限読書
試練は読書をするためにある


読書は海の上でもできる。
そして海にはサメがいるから気がついたら食べられてしまうこともある。
食べられるまでどのぐらい読書ができるか。



海で読書はしたことないですね
操作方法
上下移動 方向キー↑↓


読書をしながら泳ぎ、サメに追いつかれないようにしよう。
数字が書いてある本を取ると左上のスコアがあがる。
障害物も流れてくるので障害物を避けながらスコアを伸ばしていこう。


15分ぐらいプレイしてこのスコアまで行った。
サメが見えなくなったのはズルを発見してしまった。


眠気と同時に限界を感じたのでこのスコアで許してください。
イラストが愛らしく、タイトルのフォントが好きです。



とりあえず、ランキングは1位でした
開発者 共同開発
yosita 様
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じょに 様
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masa 様
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理系VS文系&体育会系
体育会系にビーカー投げてみた


私の環境ではUIが少しズレていますが気にしません。



Unityroomだもの。みつを
操作方法
「スペース」を押すと試験管を真上に放てます。10発撃つとリロードとなります。
右上に「Beam」がある時は「C」でビームを地表に撃てます。
「Explosion」がある時は「X」で周囲を爆破できます。


ゲームを開始すると上から道具がたくさん落ちてくる。
ボールは跳ね飛び、当たるとゲームオーバーになる。
難易度はこのイベント最高難易度である。
ビームを打つことができるが、10発撃つとリロードが挟み打てなくなる。
この時間が運を使う場面である。


攻略方法は移動はせずにとにかく”リズムよく”打つ。
とにかく連打するわけではなく、弾の隙間がないように打つこと。
そして周りに物が溜まってきたらビームを打つと簡単にクリアすることが出来た。



こういうゲーム好きです
開発者
太刀風居合@小説家になろう 様
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うさちゃんの挑戦
ウサギでも石でこける


障害物レースで1等賞を取ろう。
1等賞を取れば、絵本がもらえる。



豪華な絵本かな
操作方法
1クリックでジャンプ、ダブルクリックで2段ジャンプできます。


可愛らしいイラストのうさちゃん。
操作方法はクリックのみでオーソドックスなランゲームなのですぐに没頭できる。
石に少しでも当たるとゲームオーバーです。


難易度は易しめでお子さんでもできるゲームでした。
コツはジャンプするタイミングです。
ジャンプした後に落ちてくるときにもジャンプすることができるのでジャンプの調整に集中してください。
ダブルクリックのようにすると大ジャンプができます。
大ジャンプの使い過ぎは注意しましょう。



絵本の中身が見れなかったけど絶対に面白い絵本なんだろうなぁ
まとめ
テーマが固定されているのにも関わらず、どれも個性があるゲームで楽しめました。
開発者のレベルに問わず、1週間でゲームを作るのは難しいです。
これは私も経験しているからこそ、感じることができるので細かい点は一切気にすることないと思います。
これからも1weekゲームを紹介していきます。
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